北海道移住コンシェルジュブログ

2019/04/22
道民15年生のつぶやき

北海道移住と統一地方選挙


今日のブログのテーマは、
「北海道移住と統一地方選挙」。


一見しただけでは、
果たしてどれほどの関連性があるのか
よくわからないような単語が
2つ並んでいますね。


ところが、この2つの単語は、
見逃すことができない
関連性を帯びているのです。




皆さんが北海道に移住するとき、
当然、179ある市町村のうち、
必ずどこか1カ所に
住民票を置くことになります。


そこで問題となるのは、
住民票を置くことになる自治体の
行政運営能力。


すべての市町村が
住民本位の行政運営を進めてくれていれば
何の問題もないわけですが、
残念ながら、現実は甘くないわけです。




私が知る限りでも、
北海道内の市町村の中には、
地域住民と協働で、
未来志向のまちづくりを
積極的に進めているところもあれば、
困りごとの相談に行っても、
担当者は面倒くさそうな顔をするばかりで、
まともな対応をしてくれないところも
ないわけではありません。


このように、市町村ごとで
行政運営能力に大きな差が生じる
最も大きな理由は、
市町村長の行政手腕と力量。


市町村長がしっかりしているマチは、
役場の職員も信頼できる方が多いという
顕著な傾向があると言ってもいいでしょう。




そこで、本日のブログのテーマにもある
統一地方選挙の結果が大事なんですね。


内陸のとあるマチでは、
住民本位の行政運営を精力的に続けてきた
現職の町長が再選され、
今後のまちづくりに
さらなる期待を抱かせる結果となりました。


一方、海に面したとあるマチでは、
上から目線の行政運営を精力的に続けてきた
現職の市長が再選され、
悲劇的なマチの未来予想図が
思い描かれる残念な結果となりました。




こうした分析は、もちろん、
私の主観によるところも大きいわけですが、
そうは言いつつも、
未来予想図が悲劇的なマチへの移住を
弊所が推奨することなどできないわけです。


なんせ、お客様の人生を左右しかねない
大切なことですからね。


ブログ上で、具体的な
市町村名を挙げることは差し控えますが、
弊所にご依頼いただいた皆さまには、
こうした生々しい情報も
オブラートに包むことなく、
率直にお伝えしています。




移住候補地を選定するに際しては、
こうした「政治的な地域環境」にも、
しっかりと目を向けることが大事であると
弊所では考えています。


特定の政党が
どうのこうのということではなく
やっぱり、市町村長、
その人を見ることが、何より大事。


皆さんも、そんな視点も新たに加えて、
移住先を検討してみてはいかがでしょうか。