北海道移住コンシェルジュブログ

2019/02/11
まちづくり

下川町にしかない魅力


「地域のプレイヤーに聞く!
わたしらしい“まちづくり”への関わり方
from 北海道下川町」


週末、札幌市内で
開催されたイベントです。


仕事で札幌の街を歩いているときに
偶然イベント告知ポスターを見つけ、
週末開催で、ちょうど
私もスケジュールも空いていたので、
急遽、参加させていただきました。


ちょっとだけ補足しますと、
下川町は、移住促進をはじめ、
地域独自の視点で
さまざまな特徴ある取組を進める
北海道内ではちょっと有名な
まちづくりの先進地。


今回、地域のプレイヤーの
皆さんから伺ったお話は、
すべてご自身の体験談を
ベースとしていましたので、
とても説得力がありました。


また、来場者の中には、
私がかつて、北海道職員だった時代に
ものづくり関係の仕事で
ご縁があった方の姿も。


H社長は、
電気を使わないペレットストーブを
むかわ町を拠点に
企画・販売しておられます。
https://kenashiro.amebaownd.com/


昨年の北海道胆振東部地震発生は
まだ暑さの残る9月のことでしたから、
ブラックアウトという
前代未聞の災害が発生したものの
不幸中の幸い、
凍死者が出ることはありませんでした。


でも、もし真冬にこの大地震が
起こっていたらと考えると、
本当に背筋が凍る思いがしますね。


実は、地震発生前から
この電気を使わないペレットストーブを
災害時に活躍するアイテムとして
評価する声は少なくありませんでした。


ただ、やっぱり人間というのは
現実を目の前に突きつけられないと、
なかなか実行にまでは移せないもの。


実際にブラックアウトを経験した
私たち道民は、電気が無くても
いのちをつなげる方法を
地震発生を契機として、
以前よりかなり真剣に
考えるようになったと思います。


北海道内で、これから家を新築される方や
暖房機の更新を予定されている方は
是非、一度、こうした
電気を使わない暖房機の採用を
検討してもいいのではないでしょうか。


話は、下川町に戻りますが、
このまちのスゴイところは、
多くのプレイヤーが実在しているという点に
尽きると言ってもイイかもしれません。


決まって、どこの地域にも、
「評論家」は大勢いるものですが、
自分で何かを実行できる
プレーヤーがいないと、
ものごとは全く動かないわけです。


さらに、下川町で活躍している
プレイヤーの皆さんは、
とてもバイタリティに溢れている一方、
人生を楽しもうとする
心の余裕を持っていらっしゃいます。


そんな下川の風土に惹かれて、
また新たなプレーヤーが移住してきて、
地域に新たな風を吹き込むという
好循環が生まれているように見えますね。


私は、現在、鹿追町の然別湖で、
期間限定のプレイヤーとして活動していますが、
やはり、自分で汗をかいてやってみないと
わからないことって必ずあるわけです。


だから、今回、下川町の
プレイヤーの皆さんのお話を伺って、
下川町が、これからも
魅力あるまちであり続けられるであろうという
確信めいたものが湧いてきましたね。


参加者の皆さんも
老若男女問わず、皆、素敵な方ばかりで
短い時間ではありましたが、
とても居心地良く、
過ごさせていただきました。


下川町のことを、
あまりよくご存じでない方も、
是非一度、「下川町」で検索して、
いったいどんなまちなのか、
ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。